▶エステティシャン試験制度について
日本エステティック機構(JEO)が発表した「エステティシャン指針」では、エステティシャンが具備すべき能力基準として、エステティシャンの基礎的知識・技術、サービス業としてのホスピタリティーマインドを尊重し、それを実践するための接客マナー及び、エステティック業にまつわる法令の遵守を挙げ、その養成に必要なカリキュラム(科目及び養成時間数)の目安を、「300時間以上履修」と「1,000時間以上履修」の2つのレベルを設定し、それぞれの定義を示しています。
(図-1・2参照)
(図表-1)エステティシャンの定義(2つのレベル)
(図表-2)「エステティシャン指針」に準拠したカリキュラム(抜粋)
【各科目の時間数】
・目安であり多少の前後は可とします。
・休憩を含まない実質時間です。
・総時間数(300時間)を下回らないこと。
当センターの「エステティシャンセンター試験」制度は、この「300時間以上履修」に対するもので、エステティシャンの養成レベルを維持し、公平性・透明性・客観性のある試験を行うものとして、2010年6月、機構(JEO)の認証を取得いたしました。
この試験に合格することは、エステティシャンとして成長し得るために基本となる知識と技術、ホスピタリティーマインド、及び法令遵守の精神を保有することを客観的に証明することになり、本試験に合格することで機構(JEO)の合格者リストへ登録され、認証マーク入りの合格証書が当センターより発行されます。
また、資格申請については、当センターの登録養成団体の認定エステティシャン資格を登録申請(別途有料)することが可能となります。
(図表-3参照)
(図表-3)エステティシャン試験制度の概略
合格証書保有者一覧
※掲載は合格時の氏名です。
変更はできませんので、氏名、住所等の変更をセンターにお知らせいただく必要はありません。
※合格者氏名の公表は、受験の際、ご提出いただいた『個人情報利用承諾書』により、 事前にご同意いただいていますが、
ご本人からの申し出がある場合には、記載を抹消いたしますので、当センターあてご連絡ください。
《2020年9月23日現在》
保有者数総計が31,915人となりました。リストは2分割で掲載します。
合格証書に記載されている登録番号をご確認の上、一覧をご覧ください。
①JEO登録番号1000001~ ※このうち下4桁2105~2129は先頭番号が2から始まります。
②JEO登録番号9000001~
▶ 受験から合格、資格申請までのフロー
【実務経験者】の受験では、技術力確認試験は当センターが直接実施する試験を受験いただきます(登録養成校の場合は学内で実施)。
※特定非営利活動法人日本スパ・ウエルネス協会は現在、実務経験者受験での合格者を対象とした認定資格の付与はしておりません。資格取得についての詳細は日本スパ・ウエルネス協会に直接お問い合わせください。
※合格証書を取得した後の、各団体発行資格取得手続きや諸費用などの詳細お問い合わせは、各登録養成団体事務局まで(ただし登録養成校受験生は学校まで)直接お問い合わせください。
◆一般社団法人日本エステティック協会(AJESTHE) TEL:03-3234-8496
http://www.ajesthe.jp
◆一般社団法人日本エステティック業協会(AEA) TEL:03-6272-6154
http://www.esthesite.com/center.html
◆特定非営利活動法人日本スパ・ウエルネス協会(SPA Wellness) ※ソワンエステティック協会(Soin) から改称 TEL:03-5960-0332
http://www.spa-wellness-japan.or.jp
◆一般財団法人ICAM JAPAN(ICAM) TEL:03-6205-5870 ※ICAM日本支部から改称
http://www.icamjapan.com
▶ エステティシャンセンター試験の概要
■受験資格
実務経験者
| 登録養成校
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エステティックに関連する実務経験が1年以上ある方
※ここでいう実務経験とは、サロン、スクール、企業等でエステティック業務に携わることを言い、試用期間を除き、正規雇用および、それに準ずる雇用形態で、就業時間数に換算した場合は1600時間(週40 時間を目安)となります。
【ご注意】2020年度から、筆記試験「エステティシャンセンター試験」と実技試験「技術力確認試験」はどちらから先に出願いただいてもかまいません。但し、先に合格した試験の合格の有効期間は3年です。合格後に次の試験へ出願・合格をめざします。
■要証明
実務経歴書(指定の書式による)
※2つの試験のうち、先に出願される際にご提出ください。
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登録養成校で、
①300時間コースを修了した方(通信制を含む。)
②300時間以上コースで所定の300時間カリキュラムを修了した方
上記①②のいずれかで、かつ「技術力確認試験」に合格した方(技術力確認試験は登録養成校が実施)
■要証明
・技術力確認試験合格証明書
・300時間カリキュラム修了証明書(または「同修了見込証明書」。ただし試験日前日までに修了していること、修了時に「修了証明書」を提出することが条件となります。)
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■試験方法
-①マークシート方式(四肢択一)
-②出題数(100問 配点:1問1点)
-③試験時間(90分間)
■合格基準 70点以上の得点をもって合格と判定いたします。
■受験料 10,560円(消費税10%込)
■試験実施時期 年3回(2月・7月・11月)全国各都市で実施を予定しています。