JEECとは
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エステティシャンセンター試験
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▶エステティシャンセンター試験関連


Q 一般財団法人日本エステティック試験センター JEEC とは何ですか?

A 消費者に対し、エステティック業の信頼とエステティシャンの社会的認知を高め、特定非営利活動法人日本エステティック機構(JEO)の認証を受けた「エステティシャンセンター試験制度」の実施、運営、管理を行うことを目的とした団体です。この「エステティシャンセンター試験」は、JEOが2007年5月に発表した「エステティシャン指針」に基づくエステティシャンの養成レベルを維持し、公平性・透明性・客観性のある試験を行うことを目的としています。

Q JEOとは何ですか?

A 特定非営利活動法人日本エステティック機構のことをいいます。「美」または「癒し」等に関心を有する消費者等を対象として、エステティックの効用およびその提供に係わる取引の公正さについての理解と関心を深めるとともに、消費者が受けることのある損害の防止を図ることにより、消費者の利益を保護し、あわせてエステティックの提供を適性かつ円滑にし、もって社会の発展に寄与することを目的としている団体です。(JEOホームページより抜粋)

Q 「合格証書を保有している人が3万人を超えた」と聞きました。保有していることに、どのような意味があるか、いま一つわからないのですが?

A 「合格証書」は、安心・信頼のエステティシャンであることのあかしとなります。つまり、エステティシャンの方が一定水準の知識と技術を保有していることが証明され、消費者にとってはエステティシャンの技術に関して安心・安全を担保するひとつの目安が得られ、エステティック業界としても資格基準が明確になることで、技術の信頼性が高まるといえるでしょう。
2020年3月時点で、合格証書保有者数が3 万1千人を超えました。この合格証書の保有を資格取得要件に含んでいる各登録養成団体発行「認定エステティシャン」資格を保有していることは、お客さまに、エステティックサロン、エステティシャンの方々に対する信頼を高め、安心してサロンに足を運んでいただくことにつながっています。

Q 実務経験者(サロン勤務)です。先にエステティシャンセンター試験に合格していて、技術力確認試験を受験したが不合格となりました。このような場合、改めてエステティシャンセンター試験から受けて合格しないと技術力確認試験は受験できないのでしょうか?

A エステティシャンセンター試験の合格の有効期間は3年です。ですので、再度エステティシャンセンター試験を受験・合格する必要はありませんが、3年以内に技術力確認試験に出願しなければなりません。早目の再受験(技術力確認試験)をお勧めします。

A 実務経験者の受験の場合は、筆記、実技、両試験の合格後、合格証書を当センターより授与いたします。この合格証書はJEECマークとともにJEOマークも入った合格証書です。 また、

Q 実務経験者(サロン勤務)です。2つの試験の合格により、合格証書を授与されたのですが、このあとの資格取得の手続きについては個人で行うと聞きましたが、正しいでしょうか? 登録養成団体の資格を申請することができますか? また、JEOへの手続きが別に必要になりますか?

A 現在、JEECの登録養成団体は、以下の4団体です。各団体発行の「認定エステティシャン」資格取得手続き等は、各団体あて直接お問合せください。
◆一般社団法人日本エステティック協会(Ajesthe)(TEL:03-3234-8496)
  ※実務経歴3年以上で取得の手続きが可能となります。 ◆一般社団法人日本エステティック業協会(AEA)(TEL:03-6272-6154)
◆特定非営利活動法人日本スパ・ウエルネス協会(SPA Wellness) ※ソワンエステティック協会(Soin) から改称  (TEL:03-5960-0332)
  ※実務経験者受験での合格者を対象とした認定資格の付与はしておりませんが、当試験合格証書取得後、実務経験2年以上の方は、JEO認証ソワンエステティック上級試験の受験要件を満たします(上位資格へのルート)。 ◆一般財団法人ICAM JAPAN(ICAM) (TEL:03-6205-5870)
JEOへの報告・登録は、合格証書授与時点で一般財団法人日本エステティック試験センター及びJEOに、合格証書保有者として登録されるため、別途の手続きは一切不要です。

Q 実務経験者(サロン勤務)です。登録養成校には通っていませんが、エステティシャンセンター試験や技術力確認試験を受験できますか?

A できます。エステティックに関連する実務経験(フェイシャルまたはボディ)が1年以上(試用期間を除く) ある方であれば、エステティシャンセンター試験と技術力確認試験を受験できます。ここでいう実務経験とはサロン、スクール、企業等でエステティック業務に携わることを言い、試用期間を除き、正規雇用および、それに準ずる雇用形態で、就業時間数に換算した場合は1600 時間(週40 時間を目安)となります。
2020年度より、実務経験者の受験では、筆記試験であるエステティシャンセンター試験、技術力確認試験、いずれから受験しても可、となりました。2つの試験の合格後に当センターから合格証書が付与されます。ただし1つめの試験の合格の有効期限は3年で、その間に次の試験へ出願しなければリセットされてしまい、再度、2つの試験に合格しなければならない状態となってしまいますのでご注意ください。
登録養成校での受験は、所定(JEO指針に準拠)のカリキュラム(300時間以上)を修了し、学内での技術力確認試験に合格されている方にエステティシャンセンター試験受験資格があります。つまり試験順序は実務経験者とは異なります。

Q 実務経験者での受験を考えています。試験が2つ(筆記と実技)ありますが、先に筆記試験を受験しておくほうがよいのでしょうか?

A 実務経験者の方の受験では、別の質問への回答にある通り、「エステティシャンセンター試験」「技術力確認試験」のいずれから受験いただいてもかまいません。両試験の開催都市を見て、最短ルートでの受験も可能です。 技術力確認試験の中でも口頭試問がありますので、筆記合格をクリアできるレベルで技術力確認試験に出願するのが望ましいかもしれません。受験に関する費用(交通費等も含め)や、両試験の試験会場予定都市、両試験合格までの期間、等とあわせて、受験順を総合的に検討されることをお勧めします。

Q エステティシャンセンター試験を受験したいが、勉強方法はどうすればよいのでしょうか?

A 一般財団法人日本エステティック試験センターでは、テキストは発行しておりませんが、「筆記試験例題集(第3版)」(送料含む税込価格2,530円)を販売しております。4選択肢の90分マークシート試験となりますが、このような形での受験のご経験がない場合は特に、例題集のご購入をお勧めいたします。
各登録養成団体では、エステティシャン養成に関するテキストも販売していますので、テキストを基に勉強することもできます。以下の3団体では実務経験者への販売のご相談にのっていただけます。ただし3団体とも、「認定エステティシャン」のためのテキストではなく、「上級認定エステティシャン」のためのテキストですので、あらかじめご注意ください。
◆一般社団法人日本エステティック協会(Ajesthe)(TEL:03-3234-8496)
◆一般社団法人日本エステティック業協会(AEA)(TEL:03-6272-6154)
◆一般財団法人ICAM JAPAN(ICAM) (TEL:03-6205-5870)
なお、登録養成校では通学または通信教育にて講座を開講しておりますので、各登録養成校へお問い合わせください。

Q 筆記試験であるエステティシャンセンター試験の試験問題はどういう形式で出題されるのですか? また、何問出題されて、何点以上が合格なのでしょうか?

A 試験形式は、四肢択一・マークシート方式で、試験時間は90分間です。出題数は100問です。合格基準は全問正解を100点とし、70点以上の得点をもって合格とします。

Q 合格証書保有者です。近く、結婚して姓が変わります。また転居予定です。貴センターへ連絡して登録を変更してもらう必要や、合格証書の名前を変更する必要がありますか?

A 合格証書は、ある時点での合格という事実を証明したものです。そのため、氏名の変更、住所変更等のご連絡は不要です。ただし、資格を保有されている場合は、その資格を発行している団体に対して、ご自身により必要な手続き類を行う必要があります。

Q 合格証書に有効期限はあるのでしょうか?

A 一般財団法人日本エステティック試験センターが発行する合格証書には有効期限はありません。

Q 合格証書を維持するのに年会費は必要ですか?また更新は必要なのでしょうか?

A 一般財団法人日本エステティック試験センターが発行した合格証書を維持するための年会費や更新手続きは一切不要です。ただし、資格を保有されている場合は、その資格を発行している団体に対して、ご自身により必要な手続き類を行う必要があります。

Q 合格証書を保有していますが、履歴書などに記載する際に、表記で気をつけなければならない点を教えてください。

A 名刺や履歴書などへの表記の際には以下にご注意ください。
エステティシャンセンター試験の合格証書は、資格取得のための要件の一つでありますが、資格ではありません。そのため、資格欄への記載で、保有資格名とこの合格証書保有の2つを記載することは、誤表記に当たります(あたかも2つの資格を持っているかのように見えてしまう)ので、資格欄への記載は避けてください。
ただし、合格証書を保有していること自体の記載は、履歴書の場合も可能です。取得年月日(合格証書発行日付)とあわせて、履歴書に「その年月日にJEEC合格証書を取得した」旨の記載は問題はありません。
なお、合格証書保有者であることの表現では、以下の表記例を参考にしてください。
※JEO⇒ 認定特定非営利活動法人日本エステティック機構 の略称
   (○)JEEC合格証書保有者
   (○)JEOに登録されているエステティシャン
JEOが認証しているのは試験制度に対してであり、個人を認証しているのではありません。

   (×)JEO登録のエステティシャン
   (×)JEO登録エステティシャン
資格であると誤認される恐れがあるため、上の表記は絶対に避けてください。

以下も間違いの例です。絶対に避けてください。
   (×)JEO認定エステティシャン
   (×)JEO認証エステティシャン


▶技術力確認試験関連(ワンポイントアドバイス)

Q 技術力確認試験とはどういう試験ですか?

A 技術力確認試験は実技の試験です。実務経験者の方の受験の場合は、技術力確認試験と、筆記試験であるエステティシャンセンター試験と、2つの試験を合格した受験者の方に、「合格証書」が付与されます。 ホディ55分、フェイシャル85分の両試験の内容は、技術力確認試験「受験要項」に詳細に規定されていますので、繰り返し内容をご確認ください。

Q 「技術力確認試験では機器の操作は無い」と友人に聞きました。試験ではエステティック機器は使えないのですか?

A 「フェイシャル」の「エステティック機器」ではイオン導入・パターの実技は行わず口頭試問として、禁忌事項の質問などがあります。 「ディープクレンジング」でも、メニュー内容決定の際の選択肢として各機器がありますが、トリートメント自体は手技で行っていただきます。ここでも機器を実際に使用することはありません。 ※「酵素」を選択した場合のスチーマー使用を除く。 詳しくは、技術力確認試験の受験要項をよくご確認ください。

Q 技術力確認試験でのモデルは同伴すると聞きましたが、それで正しいですか? 受験ではそのモデルに対してトリートメントを行うことになりますか?

A 受験要項をご確認ください。その通りです。そのため、モデルの方を相手にして事前にコンサルテーションやトリートメントの予行演習を行い、十分な試験準備をすることができます。コンサルテーションの時間は、ボディでは10分、フェイシャルでは15分です。事前の練習ではうまく時間内に収まっていたのに、試験時には緊張や、練習より丁寧な話し方をしてしまった、など様々な理由で予想外に時間がかかり、コンサルテーションの途中であせってしまう、ということの無いようにご注意ください。

Q 技術力確認試験を実務経験者が受験する場合、手技はサロンで行っている手技でよいのでしょうか?

A 受験要項 (5)試験の流れ / フェイシャル・ボディの「マッサージ」の欄をご参照ください。

Q コンサルテーションシートのモデルの事前記入に関して、いつ、どこの段階で記入してもらうのでしょうか?

A 出願ののち、受験票とともにコンサルテーションシートが届きます。受験前にモデル記入欄のみ事前記入しておいていただき試験日に持参、受付の際にいったん回収され、ボディ、フェイシャルとも各試験の開始時に受験生に渡されます。試験終了後はまた回収されます。

Q ディープクレンジングで吸引をする範囲は?(全体かパーツごとなのか?)

A 必要と思われる部位に施します。

Q フェイシャルのパック剤について、ジェルパックが多いですが、ジェルは不可なのでしょうか?

A 受験要項 (5)試験の流れ / フェイシャル「パック(マスク)」の欄をご参照ください。

Q 海藻タイプ(濃いグリーン)は使用可能ですか?

A 塗布状態がわかりやすければ使用してかまいません。

Q コンサルテーションシートの肌の特性の書き方について教えてください。

A 肌所見の左側の項目以外の内容で、モデルの肌の特徴的なことがらを記入してください。
(例:毛細血管拡張・色素沈着・ニキビ・傷跡など)

Q ディープクレンジング料としてAHA(フルーツ酸等)を使用してもよいのでしょうか?

A 使用できません。受験要項(5)試験の流れ/フェイシャル「ディープクレンジング」の欄に記載されている方法に限ります。

Q 技術力確認試験を近く受験するつもりです。受験の際のヒントになるような内容をいくつか教えていただけないでしょうか?

A まず受験要項をよく読んでください。要求されている内容が書かれてあります。ここでは、試験に「何とかやっとのことで合格した」というレベルにとどまらず、これからも「さらに上をめざす」ための参考にもなるかもしれないと思われる点をいくつか記します。

■試験中には、試験官による「口頭試問」も適宜おこなわれます。不要にあせったりせず、落ち着いて適確に質問の内容を聞き取り、適確に返答するようにしましょう。
■フェイシャルの際のベッドの背モタレの角度などの設定が適切な角度でない場合(たとえば少し高すぎた場合)長時間のトリートメントはしづらくなります。お客様(モデル)と自身ともに適切な体勢にベッドとスツールでセッティングしましょう。
■清潔さ、たとえば、トレイ上の衛生・整理や、使用しないときコットン容器や化粧品のフタを閉める、等を常に意識してください。服装に対する配慮も同様です。
■コンサルテーションの際の技術者とモデルの位置関係ですが、「ひざ立ちになって」コンサルテーションを行うのは非衛生的であり論外です。基本的にはお客様(モデル)と同じくらいの視線の高さが好ましいため、「上から下に見下ろす姿勢」は避けたほうが良いですが、衛生面を無視してはいけません。
■フェイシャルの際のベッドの背モタレの角度などの設定が適切な角度でない場合(たとえば少し高すぎた場合)長時間のトリートメントはしづらくなります。お客様(モデル)と自身ともに適切な体勢にベッドとスツールでセッティングしましょう。
■目的をよく考え、肌分析の内容にあったトリートメント内容(手技およびその強さ)を選択しましょう。クレンジングの手技が、マッサージのようになってしまっている場合もがあります。あくまで目的に合った手技を行うようにしてください。
■クレンジング残りを出さないためには、先にポイントクレンジングを行うのが効果的です。
■ボディトリートメントの際、体重移動をスムースに行うことは、より快適、効果的なトリートメントにつながります。
■「クレンジングや仕上げ化粧品、マッサージ料 等、どの肌質にも対応できる準備が必要か、それともモデルに合わせた化粧品を選んだうえで、それだけを準備しておいても大丈夫か?」という質問がありますが、試験当日にモデル肌質が想定外の変化を起こしていた場合には、予想していた化粧品だけでは対処できないことがおこりえます。
■フェイシャル機器のイオン導入を使用する場合の注意として、導子は左手(心臓側)には巻いてはいけない、機器操作の場合はつまみを絞った状態から様子を見ながらじょじょに上げていく等、機器操作のも禁忌(タブー)事項の基本知識はきちんと理解しておくことが大切です。実際の試験では使用しませんが、口頭試問で禁忌事項などの質問があります。


▶登録養成校・登録試験官関連

Q 登録養成校の教師です。自校で技術力確認試験を実施する際、登録試験官を含む2名で採点することになっていますが、登録試験官以外の試験官の基準を教えてください。

A 登録養成校については、6名の受験者に対して登録試験官が1名が必要となり、もう1名の試験官は、登録養成校の講師でかまいません。(ただし認定校規約をクリアしていること)
なお、受験者数が12名で同時に実施する場合には、2グループ同時実施となりますので、登録試験官は最低2名必要となります。

Q 登録試験官に登録した場合、センターからは試験官の要請はあるのでしょうか?

A 基本的に登録養成校が自校で試験を実施する際には、その養成校に所属する登録試験官が担当することが一般的ですが、当センターが実施する、実務経験者対象の試験に際しては、試験を実施する都市近辺の登録試験官に依頼することになります。この場合、規定の謝礼をお支払いいたします。

Q 自校で試験を実施する場合でも、登録試験官は白衣を着用しないといけないのでしょうか? 

A 自校開催の場合は、自校のユニフォームもしくは白衣を着用してください。

Q 自校の募集パンフレット、ホームページに試験センターの登録養成校である旨を記載してもよいのでしょうか?

A 当センターの登録養成校に指定されていれば記載していただいてかまいません。この場合、次のように記載してください。
  ※記載例
一般財団法人日本エステティック試験センター指定 登録養成校

Q 登録養成校が実務経験者向けの技術力確認試験の受験対策講座を開講してもよいのでしょうか?

A ぜひ開講してください。ただし、登録養成校は当センターあてその旨を書面で届出ください。当センターHPにリンクを張ることも可能ですので、その際はお問合せください。


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